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               日頃の心構え 
              もう3月も終わりにちかずいて、来月は4月だ。つまり今年の4分の一が終わる。 
                 
                それにしても去年から始まった、景気不振の影響で東京の車屋は全然売れてないと言う。 
                まあ、有る意味当然だが、別に金持ちが一夜に貧乏になったわけではないだろう。 
                つまり日本人特有の日和見だ。つまりポリシーが無い。 
                 
                この国はもうかなり前から、格差、つまり搾取する側か、される側かその差別がはじまっていたのだ。 
                今回の民主党の小沢代表の事件に示されるように、国民の為の政治とかスローガンは立派だが、 
                やっている事は私腹を肥やす事。 
                つまり構造的には昔からのスタイルとなんら変わらない。 
                 
                国民も同じ、いつも誰かに頼るような構図。だから外需や、あるいは輸出先が低迷すると、あっというまに影響を受ける。 
                きつい言い方かもしれないが、経営にだろう は甘いのではないか? 
                いつまでも買ってくれるだろう、自分とこの製品がいつまでも評価が高いだろう景気はいつまでも良いだろうこれでは 
                今回のような衝撃があればひとたまりも無い。 
                 
                私は皆さんご存知のように、1974年今から35年前にこの業界に入りその最初に勤めたシーサイドを始め、 
                オートロマン、チェッカーモーター インターナショナル通商アートガレージ、大阪でも多数の車屋が倒産するのを自分の眼で 
                見てきた。 
                別に今みたいな不景気関係なくだ。 
                つまり車屋というものは構造的に倒産しやすい。これが真実だ。 
                 
                このあいだも、コレクターの人が以前ブローカーに海外からの車を輸入しますとか言われて1000万以上持ち逃げされた、 
                だから俺は車屋が信用できないと言われていた。 
                私に言わせればそれは相手を見抜く眼を持たなかった貴方が悪い、そう思う。 
                信用できるかそうでないか、それは相手の眼を見れば判る、 
                これが私の持論だ。 
                 
                当社は私の経営の基本的な考え、細く、長く、末永く、これに尽きるし、これしか生き残る術が無いと思う。 
                勿論、今までの幾多の出来事を見てきた経験によるものだ。 
                 
                借金はゼロ。銀行、保証協会 全てゼロ これが私のポリシーだし、自慢だ。 
              2009年 3月26日 掲載 
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