〜 交 遊 録 〜

三浦商事の三浦さん   その一  その二  その三

もう彼と始めて出合って、30年以上が経つ。私がシーサイドで営業をなんとか覚え始めた頃1977年ころだった。
当時彼は今とはまったく違う仕事をしていて、(なんだか解る? ヒントは食品関係)ポルシェに乗って、ショールームに
来たのだ。 それで、出始めだった 308GTBを買ってもらったのが付き合いの始まりだった。

年齢も同じですぐに気が合い、そのころ私はよく彼の赤坂のお店に行くと、お昼を食べたり、お茶を飲んだりしたものだ。
時々は電車で帰る、彼と一緒に柏までついていき、家で一緒に車を磨いたりもした。
そして、シーサイドが崩壊し、私が一人でブローカーを始めた頃、彼も松戸で車屋の商売を始めた。
4〜5台持ってた在庫はほとんどポルシェだったように覚えている。
その次には、新松戸でかなり大きな倉庫を借りて、店舗を大きくしていった。
現在のショールームは自宅の近くでもあり、彼の今までの集大成とでもいうべき完璧なものだ。

始めて尋ねた人はその内容に圧倒されるだろう。なにしろ高額車両ばかりすきまも無いくらいに集まっているのだから。
私も世界中のフェラーリの立派なディーラーを見ているが、内容ではむしろ勝るくらいだ。

彼は柏の相当な地主の次男だったが、よくいるボンボンタイプではなく、自分で商売を切り開いていく才覚の持ち主だった。
性格はキックボクシングの元選手というだけあって、豪快一直線みたいなところがあり、若いときは私とも時々衝突したが、
50歳過ぎる前からはだんだんとおだやかになってきた。

最近は一緒に飲みに行く機会も殆ど無いが、(私が横浜で彼が千葉だから)しかも彼は 夜の9時にはもう寝てると言う!
よく電話では近況を報告しあっている、常に本音で語れる数少ない親友だ。

これは2004年の写真。







F40 LM, ジャガーのXJ-R, ミウラSV など。 この辺りはコレクションで非売品。










上の512BBケーニッヒ ツインターボが彼のお気にいり。
時々乗って出かける。だからショールームの一番前にある。

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株式会社三浦商事
千葉県柏市豊四季282−13
電話 0471 43 3511