〜 スーパーカー新聞   〜

2010年8月30日  〜 8月の終わり、秋の始まり 〜

皆さんこんにちは。
いよいよ今月も明日で終わりです。今年の8月は例年になく猛暑だったせいか
一日、一日が長く感じました。
私は花木が芽吹く春も好きですが、
それよりも落ち葉が枯れる秋の終わりのほうがより好きです。
なんとなく1年という年月の儚さ、年の終わりに近づく日々を感じる事が出来るからです。

出来ることなら、雪が降る前の東北から北海道を旅してみたいですね。
冷たい空気に当たりながら、オープントップの車で紅葉の山を走れれば最高です。

私は学生の頃からオートバイが好きで毎日の通学にも使っていました。
50ccから始めて、250、500と排気量を大きくし、最後は
カワサキのW1 という少しビンテージなバイクに乗っていました。
それで毎年夏休みになるとバイトでお金を貯め、8月の半ばから東京から仙台、青森と全部一般国道を使い
青函連絡船で函館に渡るバイクの旅をしていました。
貧乏旅行ですから、泊まるところも駅の屋根の下で寝袋です。
でも若さのせいかぜんぜん楽しく、知らない人と出会う事が一番の喜びでした。

今でもハーレーに乗っている、オッサンなんかを見ると心が動きますが
私は車屋なので、オープンカーで良いと思います。

さて、今日は在庫にしたディノの試運転に朝、いつもの山手のテストコースを走らせました。
いつも思うのは、このディノと言う車は、車として完成度が高いな と言うことです。
もちろん、一台一台、エンジンのフィールや、クラッチの繋がり方、ミッションの入り方に
微妙に違いはありますが、私のように慣れた人間が調整していけば
大体、平均値以上に持っていけます。
それだけ基本がしっかりとしていると言うことでしょう。
今回の車はクーラーも付いていますので、今日のような気温が33度くらいでも、ディノの
コンパクトなキャビンを冷やすのには充分です。

ディノに興味のある方は是非、どの程度の冷えかを体感してみてください。
おまちしています。


色は赤を少しくすんだバーガンディという、当時からのオリジナルカラーです。



モデルはヨーロッパ仕様のMタイプです。