〜 ディーノクラブ : ディノバイオグラフィー 〜

246 DINO 各シリーズの解説

TYPE L
 

S/N 00400〜01116

 ボディの特徴
 1) ドア-キーのシリンダーが、ドア-のへこんだ位置に付く (その他はへこんだ下の位置)
 2)トランクリッドのボタンが、トランクエンドに直につく (他のモデルは部屋からのリモート)
 3)ドア-オープニングライトが無い
 4)パセンッジャー用のフットレスト (ただし、カタログには無い)
 5)パセンジャー用アシストグリップ
 6)ヒーター、デフロスターのレバーが、シフトレバーの横
 7)ヘッドレストがシートとセパレート
 8)バックアップレンズがバンパー両サイドに分かれて付く
 9)ドア-のパーセルボックス (物入れ)が無い
 10)ドア-、フロントリッド、エンジン、トランク各リッドの素材がアルミ
 11)グローブボックスカバーが長い
 12)ノックオフホイール(センターロック)

TYPE M,E

S/N 01118〜08518

 1)トランクオープニングリッドが部屋の中に移動
 2)ドア-オープニングライト設置
 3)ヒーター、デフ、ベンチレーションの各レバー ダッシュボード中央に移動
 4)フロントフードのみアルミ、その他は全てスチールに
 5)バックアップレンズが、リア-センターに一つに変更
 6)後期のE型よりワイパーが並行式に変更
 7)バンパーが72年後期よりショートタイプに変更  だいたいS/N 04400あたりから
 8)ブレーキキャリパーをガーリングから、アテに変更


246 DINO ヒストリー

1969年

 S/N  00400 3月 始めての246シリーズ
 スイス ジュネーブ オートショーにて展示
 年間生産 81台

1970年

 S/N 00572 70年最初のディノ
 S/N 01116 10月 最後のLタイプ
 S/N 01118 10月 最初のMタイプ
 S/N 01134 10月 最初の英国仕様 右ハンドル生産
 年間生産 272台

1971年

 S/N 01320 1月 71年最初のディノ
 S/N 02130 最後のMタイプ
 S/N 02132 最初のEタイプ
 S/N 02768 最初のUSAモデル
 フロントマーカーレンズ、サイドリフレクター、メーターマイル表示、エンジンファーストアイドルアップシステム
 などUSAモデルのみ、変更
 年間生産 832台

1972年

 S/N 03408 最初のGTSモデル ヨーロピアンバージョン 
 3月 ジュネーブオートサロンにて発表
 S/N 03500 これ以降ブレーキのクーリングダクトをフロントノーズ左右に設置(丸い穴)
 どこかの車屋のLタイプはこれになってたが、ぶつかって換えたわけだ。
 S/N 03762 最初のUSA仕様GTS
 S/N 04250 大体これ以降は、ワイパーが並行式に変更
 USA仕様はすべてこのタイプのワイパー
 年間生産 1,108台 828台GT 280台GTS

1973年

 S/N 07520 この年最後の生産車 ヨーロピアン仕様 GT
 年間生産  1,152台  471台246GT 681台GTS

1974年

 S/N 07784 最後のGTS ヨーロピアン仕様
 S/N 08518 最後のGTS USA仕様   これが246シリーズのラストナンバー
 年間生産  316台   3台246GT 313台 246GTS

総生産台数

 246GT  2,487台
 246GTS 1,274台